MT5用のEAであるqGo! Space Minerを徹底検証しました

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【EA検証】Go! Space Minerで利益を発掘

 

2021年12月10日、外為ファイネストにてMT5のライブ口座が
リリースされたということをうけ、MT5用のEA検証を進めています。

 

外為ファイネスト口座について、新規でMT5口座を開設する
EAがもらえるというキャンペーンがあり、自分は対象外なので
キャンペーンとは関係なくそのEAを検証しました。
それがゴールデンバッファローです。
(検証結果は、こちらの記事を参照ください)

 

2022年1月初旬からデモ口座での検証を開始しており、
その結果をうけてライブ口座での運用へと移行する予定です。
2021年の年末は、PC作業中のみデモ口座で運用するという状態でしたが、
2022年1月からは専用の環境にて稼働開始しました。
(1月4日朝からの稼働です)

 

 

他にもMT5用のEAを検証したいと探していると、ゴールデンバッファロー
と同じ作者さんが開発したEAを見つけました。
それが
Go! Space Miner
です。
EA名称の由来を知りたいところですね〜。

 

いつものように、商品ページやバックテスト結果について
紹介していきます。

 

EA概要

 

まずは、EAの概要を紹介します。

 

取引通貨ペア:USDJPY
時間足:M5
取引スタイル:スキャルピング、デイトレード
最大ポジション数:10(1-10まで設定可能)
ストップロス:0(任意設定可能)
テイクプロフィット:10
両建て:なし(筆者注:誤記の可能性あり)
注)商品ページには「なし」と記載されていますが、
自分でEAのバックテストを実行した結果をチャート上で
トレード履歴を確認すると、両建てになっているポジションが
複数あります。

 

EAの特徴

 

『最新版MT5のマルチコア超高速計算を生かして開発された
対応型スキャルピングEA』
正直なところ、個人的には、MT5による恩恵を実感できている
部分が多くはないと思うのですが、
最適化計算をする場合に、複数のコアにて同時に計算を
させているということがタスクマネージャーを観察したり、
MT5の「エージェント」タブを確認するとマルチコアを
活用していることがわかります。

 

エージェントタブを確認すると、最適化する場合に必要なステップ数を
各コアに割り振っているというのが数値で確認できます。
なので、タスクマネージャーでもCPU使用率が100%となり
「目一杯頑張っている」ことがわかります。

 

エントリーロジックは、MACDのクロスを基本とし、
RSI
ボリンジャーとレートの位置関係
も参照しているようです。

 

個人的には、
ボリンジャーバンドとローソク足終値との位置関係をメインに、
MACDなりRSIをサブで参照するということでトレードしていた
時期があります。
なので、このへんのロジックに興味津々です。

 

イグジットのロジックについては明確な記述がありません。
テイクプロフィット、つまり利益確定は10pips固定
となっています。
ただし、利益確定の決済をSL設定にて実行している場合には
5pipsの利益にて撤退
となっています。
(このように、イグジットに関してはロジックではなくSLやTPで対応している
ようです。)

 

 

 

EA設定項目

 

Go! Space MinerのEA設定項目を確認してみましょう。
・マジックナンバー
・最大スリッページ(pips)
・最大スプレッド(pips)
・ロット数
・最大ロット数
・ポジション数調整

 

『ロット数』というのは、ロットサイズですね。
デフォルト(初期)設定は0.1(LOT)となっています。

 

『最大ロット数』ですが、
『エントリするロット数の合計です。』
と商品ページにて説明されています。
デフォルト設定は30となっています。
ロットサイズで最大のポジション量を制限しようと
いうことなんでしょうね。
ロット数とポジション数で決まってくると思うのですが、
どうなんでしょう・・・。

 

『ポジション数調整』(商品ページではポジション調整と記載)
ですが、
『追加するポジション数を1-10で設定可能です。』
と説明されているので、おそらく合計のポジション数だと
考えています。
バックテスト結果を観察するかぎりはそのように見えます。
このへんは、おいおい確認して紹介します。

 

バックテスト結果

 

バックテスト結果を確認しましょう。
開発者さんによるバックテスト結果が商品ページに掲載されています。

 

・設定
期間:2011年1月1日から2021年4月30日:10年4ヶ月
ロットサイズ:0.1
複利:OFF(ロットサイズ固定)
最大スプレッド:1.2
初期証拠金:$10,000

 

・結果
プロフィットファクター:2.41
期待利得:$4.32
勝率:95.05%
残高最大ドローダウン:$698.10(6.12%)
シャープレシオ:0.14
LR Correlation:0.99
リカバリーファクター:4.68

 

同じ開発者さんのEAであるゴールデンバッファローを比較すると、
プロフィットファクターや期待利益、勝率などが良好です。
ドローダウンが小さいな、という点が気になるというところでしょうか。
それが残高曲線にあらわれています。

 

gospaceminer_公式バックテスト

 

この残高曲線における、たまに発生する段差が何とも気になりますね。

 

リカバリーファクターが4.68でゴールデンバッファローの10.64よりも小さい
というのが両者の残高曲線を観て印象として持つ安心感の違い
なのでしょうか。

 

リカバリーファクターは、5以上でまずまず、10以上で良好であるという
ものらしいのですが、それに当てはめるならば、
ゴールデンバッファローの10.64:良好
Go!SpaceMinerの4.68:まずまずレベル
ということになるようです。

 

正直、リカバリーファクターの数値に対する感覚がつかめていないので、
今後MT5でEAを検証していく時には意識して確認することにします。
まあ、MT4の場合でも計算すれば良いだけですが。
いずれにせよ、バックテスト期間にもよるだろうし、銘柄や時間足にもよる
ように思うので、そのへんも踏まえての評価が必要ですね。

 

 

バックテスト結果を観て、注目すべき点として、両建てしているという
ことがあります。
ま、単純に商品ページの誤記なのでしょうけど、商品ページでは
両建てなしということになっているので、購入の検討をされている方は
その点をご留意ください。
(両建てしていることをネガティブに捉えているわけではありません、
個人的には)

 

gospaceminer_バックテスト_チャート表示
上図にて、赤丸で囲っているポジションを保有している間に、
水色で囲った複数のポジションがトレードされています。
赤:ショート
水色:ロング

 

両建てになった場合、先に持ったポジションを長く保有することになり、
その間に逆方向のポジションを複数持つことで利益を積み上げ、
その後に、先に持ったポジションが狙っていた方向へレートが動き、
利益確定にて決済ということがありました。
上図もこのパターンですね。

 

結果からすると、利益積み上げは良いのですが、これだけ収益力が
あるのなら、先に持ったポジションの撤退を早期に実行しても良さそう
だけど・・・というのが個人的見立てです。
小さくない含み損ポジションを長く保有するのはリスク管理上好ましくない
ので。
ただ、そういったことをロジックに組み入れると、EAが持つ
キャラクターなり狙いから外れてしまうのかもしれません。

 

上図のように、ショートを持った後に一旦上で行って反落したところで
利益確定できれば良いのですが、そのまま上へ行ってしまうと
小さくない損失となることになります。

 

バックテスト結果からも、長い時間保有した場合に小さくない損失と
なる場合が多いということが分かるので、このへんを上手く処理できると
大幅に収益性が向上するように思います。

 

長く持つという切り口で考えると、株式CFDを取引銘柄にしてみる
というのもアリかもしれません。
FXよりは明らかにロング方向に考えて良いですし、含み損の大きさや期間
もFXよりは受け入れやすいかな、というのがあります。

 

もしくは、ロングに逆行する場合には、一旦保有ポジション量を減らして
反転を待ってポジション量を増やすとか。
なんて勝手なこと言ってますね・・・失礼しました。
まだまだ伸び代がありそうに思ってしまうEAなので、開発を進めて下さることを
期待してしまいます。

Go! Space Minerの今後の運用

2021年1月4日にデモ口座での検証を開始したばかりの
Go! Space Minerですが、今後の運用は以下のように
考えています。

 

個人的にMT4でのEA運用は10年以上の経験がありますが、
MT5でのEA運用は未だ始めたばかりということもあるので、
より一層、慎重に進めることを基本方針としています。

 

先行して検証開始したゴールデンバッファローでの
運用状況を参照しながらステップを踏みます。
ゴールデンバッファローはデモ口座からリアル口座へ移行
する可能性が高いので、そのリアル口座での状況を
確認します。

 

まあ、MT5であることが原因で何か問題があるという
想定はしていませんが、リアル口座でのMT5運用は
初めてですから慎重にということです。

 

Go! Space Minerのデモ口座でのトレード内容や
その期間でバックテスト結果についての考察を進めた
結果も踏まえてリアル口座への移行を判断や
巡航ロットサイズを決定します。

 

MT5のEAがまだまだ希少であることからも、Go! Space Miner
の価値は高く注目すべき存在であると考えるに至りました。
今後の運用結果に注目しています。
月イチペースで運用結果を紹介している記事の中で
Go! Space Minerの運用結果も紹介するので、
よろしければご覧ください。

 

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