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EAつくーるの操作説明 第4章

EAつくーるの操作説明 第4章では、「EAつくーる操作マニュアル」で
「4.オプション機能画面の設定方法」として説明されている部分について
補足を加えていきます。

 

EAつくーる_売買条件設定

 

 

@トレーリングストップ
以下の4種のトレーリングストップを選択して、決済方法として追加可能です。

 

 a)固定幅トレーリングストップ
 決済された場合にマイナスとなる場合を除き、
  現在レート ー 固定幅pips
 の値にストップロスを変更する。

 

 固定幅の数値は、EA生成後もパラメータとして調整可能です。
 パラメータ名:TrailingStopPoint

 

 一般的にトレーリングストップと言えば、この固定幅トレーリングストップを指します。

 

 

 b)移動平均線トレーリングストップ
  移動平均線の数値にストップロスを変更します。

 

  移動平均線の計算期間を設定可能。
  移動平均線は単純移動平均線で計算されています。

 

  買いポジションの場合、移動平均線が現在レートよりも下の場合のみ適用されます。
  売りポジションの場合、移動平均線が現在レートよりも上の場合のみ適用されます。

 

  現在のストップロスより損失が拡大する場合、ストップロスは変更されません。

 

  移動平均線の計算期間はEA生成後もパラメータとして調整可能です。
  パラメータ名:TrailingStopHL_Period

 

 c)高値・安値トレーリングストップ
  一定期間の高値・安値にストップロスを変更します。

 

  高値・安値の計算期間をローソク足の本数単位で設定可能です。
  買いポジションの場合は安値が、売りポジションの場合は高値が適用されます。

 

  現在のストップロスより損失が拡大する場合、ストップロスは変更されません。

 

  高値・安値の計算期間はEA生成後もパラメータとして調整できます。
  パラメータ名:TrailingStopMA_Period

 

 d)ATR トレーリングストップ
  ATRの数値をもとにストップロスを変更する。

 

  ATRの計算期間とATRの倍率を設定可能。
  買いポジションの場合、1本前のローソク足の安値からATRの数値に倍率を
  掛け合わせた数値だけ離れた位置にストップロスが設定されます。
  売りの場合は1本前の高値からATRの数値に倍率を掛け合わせた数値だけ
  離れた位置にストップロスが設定されます。

 

  現在のストップロスより損失が拡大する場合、ストップロスは変更されません。

 

  ATRの計算期間と倍率はEA生成後もパラメータとして調整可能です。
  パラメータ名:
   計算期間TrailingStopATR_Period
   倍率TrailingStopATR_Mult

 

 なお、トレーリングストップは上記4種類から複数を選択可能です。
 複数選択している場合、最も損失が小さくなるものが適用される。

 

 トレーリングストップは、有効に機能する場合もあれば、そうでもない場合もある
 という意味で、テクニカル指標と同様です。

 

 個人的には、ATRトレーリングストップや上記a)固定幅トレーリングストップに
 一定幅の利幅を確保した後にトレールするというロジックを加えたものを
 使用しています。
 (自作EAでの話です)

 

 そして、似た決済機能に
 建値決済
 というのがあります。

 

 これは、一定の含み益が出た時点で建値(ポジションをとった値)にストップロスを
 移動するというもので、「EAつくーる」においても機能を使うことができます。

 

 建値決済は、個人的に裁量トレードにおいても重用しています。
 買値上、売値下にストップロスを設定し、まずは損失となることを回避する
 という対応です。
 (建値からスリップなり取引手数料分だけ離した位置に設定します)

 

A取引時間制限
EAがエントリー注文を行う時間帯を指定します。

 

指定時間以外ではエントリーしないようになります。

 

指定時間以外でも決済注文は行われます。

 

指定時間帯はEAを使用するMT4のサーバー時間によって計算されます。
取引の開始時間と終了時間はEA生成後もパラメータとして調整可能です。
パラメータ名:
開始時間StartTime
終了時間EndTime

 

注意点として、「時間」はMT4のサーバー時間というのがあります。
日本時間ではありません。
日本の業者で(海外でも)GMT+9のサーバー時間であれば日本時間と考えて
問題ありません。

 

海外業者(一部日本の業者)で採用例が多いGMT+2/+3の場合は、
日本時間より遡った時間となります。
夏時間(いつ夏時間になるかは業者による)であれば、GMT+3で
日本時間から6時間遡ると(取引)サーバー時間となります。

 

 

B複利運用
口座残高に応じて取引数量を自動で計算します。

 

取引数量は、
現在の口座残高
ストップロスの設定値
この項目で設定したリスク値
から計算されます。

 

取引数量は、一回の負け取引での損失が、口座残高のリスク値%になるよう
自動で計算されます。

 

例:口座残高100万円、ストップロス100pips、リスク値1%の場合
口座残高は、−100pipsで損切りした場合の損失が、
100 万円 × 1%になるよう計算されます。
リスク値はEA生成後もパラメータとして調整できます。
パラメータ名:Risk

 

この機能を使用すると、1Lot当たりの取引数量を設定するためのパラメータも
生成されます。
パラメータ名:BaseLots
多くのブローカー(FX業者)の場合、1Lots当たりの取引数量は10万通貨ですが、
まれに1Lotが1万通貨のブローカーなどが存在します。
利用するブローカーに合わせて設定します。

 

 

Cマーチンゲール
前回の取引がマイナスで決済された場合、前回のロット数を一定の倍率
だけ増加させる。
例:ロット数0.1、倍率2、1連敗の場合、次回ロット数0.2
   ロット数0.1、倍率2、2連敗の場合、次回ロット数0.4
   ロット数0.1、倍率2、3連敗の場合、次回ロット数0.8
ロット数の倍率はEA生成後もパラメータとして調整可能。
パラメータ名:LotMultiplier

 

一般的に、取り扱いに注意が必要な機能として知られている。

 

 

D通知機能
EAのエントリー時に3種類の方法で通知する機能。
通知方法は、以下の3通り。

 

a)メール送信
指定のメールアドレス宛にメールを送信しエントリーを知らせます。
メール送信を利用する場合は、事前にMT4のオプションからメールの設定を
していただく必要があります。

 

・メールの設定方法
Yahooメールを例に、設定方法を紹介。
@ MT4の「ツール」→「オプション」を開き、E メールタブを選択します。
A 「有効にする」にチェックを入れます。
B 「SMTPサーバー」は、メールをどこから送るのかによって入力内容が変わります。
 Yahooメールからメールを送信する場合、
 「smtp.mail.yahoo.co.jp:587」と入力します。
C 「SMTP ログインID」にはメールアドレスのログインIDを入力します。
 yahooメールのログインIDを入力します。
D 「SMTPパスワード」にはログイン用のパスワードを入力します 。
E 「発信元」には送信元のメールアドレスを入力します。
 yahooメールのメールアドレスを入力します 。
F 「送信先」にはメールを受け取るメールアドレスを入力します 。
G 「テスト」を押してテストメールを受信できるか確認してください。

 

b)サウンド再生
 音楽ファイルを再生してエントリーを知らせてくれます。
 再生されるファイルは、MT4にデフォルトで保存されているalert.wav。

 

c)ポップアップ表示
ディスプレイに警告画面を表示し、エントリーを知らせてくれます。

 

どの通知方法であっても、エントリーの通知であることに留意下さい。

 

 

Eデモ口座制限
デモ口座でのEAの利用を不可能にすることが可能です。
(「リアル口座でのみ取引可能とする」を選択して下さい)
もしくはライブ口座での利用を不可能にすることが可能です。
(「デモ口座でのみ取引可能とする」を選択して下さい)

 

EAを販売するなど、配布をする時に必要となる場合がある機能です。
(デモ口座でお試し可能とするなど)

 

F建値ストップ
含み益が一定以上に達した場合、建値にストップロスを設定する機能です。
建値ストップ機能を実行する含み益の数値をpips単位で指定します。
現在のストップロスより損失が拡大する場合、ストップロスは変更されません。
建値ストップ機能を開始する含み益はEA生成後もパラメータとして調整可能です。
パラメータ名:ExchangeRateStopPoint

 

 

Gドテン機能
エントリー後、反対方向のシグナル発生で現在ポジションを決済して、
反対方向のエントリー(ドテン)をする機能です。
ドテン機能を使用しない場合は、反対方向のシグナルが発生しても、
現在のポジションを保有し続け、新規のエントリーはしません。

 

 

H口座番号制限
設定した口座番号でのみ使用可能とする機能です。
fx-on経由などでEAを販売する場合などに必要となる場合がある機能です。

 

 

I取引通貨ペアの制限
EAを指定の通貨ペアでのみ稼動させることができます。
ドル円専用など、特定の通貨ペアに特化したEAにする場合や、
他通貨ペアでの誤使用を避けたい場合に使用する機能です。

 

 

J取引時間足の制限
EAを指定の時間足でのみ稼動させることができます。
1時間足専用など、特定の時間足に特化したEAにする場合や、
他時間足での誤使用を避けたい場合に使用する機能です。

 

取引通貨ペアや時間足の制限は、EAの高い有効性を求めた結果として、
通貨ペアや時間足が限定されるという場合に設定します。

 

 

K取引業者制限
EAを特定のブローカー(FX業者)でのみ稼動させることができるように
設定することが可能です。

 

リストに無いブローカーを選択する場合は、ブローカー名を正確に入力してく
ださい。

 

 

L最大スプレッド制限
EAが取引可能な最大スプレッドをpipsで設定可能です。

 

現在のスプレッドが指定した最大スプレッドよりも大きい場合は
エントリー見送ります。

 

最大スプレッドの値はEA生成後もパラメータとして調整可能です。
パラメータ名:Max_Spread

 

 

M取引可能曜日制限
EAを指定の曜日でのみ取引させることができます。

 

このオプション機能を利用する場合、エントリー・決済を許可する曜日に
チェックを入れます。

 

取引を制限した曜日でもSL(ストップロス) とTP(テイクプロフィット)による
決済は行われます。

 

週末にエントリーを避けたい場合や、特定の曜日だけ使用できる手法をEA
化する場合に使用します。

 

曜日は、EAを使用するMT4(FX業者)のサーバー時間によるものとなります。

 

 

N指定時刻に決済
指定した時間にポジションを決済する。
このオプション機能は、曜日ごとに使用/不使用を選択可能です。
このオプション機能を使用する場合は、指定時刻に決済させる曜日に
チェックを入れます。

 

決済時間は、EAを使用するMT4のサーバー時間によります。

 

ポジションの決済時刻は、EA生成後もパラメータとして調整可能です。
パラメータ名:ExitTime

 

例えば、週をまたぐポジションを持たないようにする場合に、
金曜日の20時に決済するようにする、などとして使用する機能です。
市販されているEAにおいても、実装されている場合があるロジックです。

 

 

O一定時間経過で決済
ポジション保有から一定時間経過でポジションを決済することができます。
決済方法には下記の2 通りがあります。

 

a)ローソク足の経過本数で決済
エントリーしたローソク足から指定した本数後のローソク足で、
自動的にポジションを決済。
ポジション決済のローソク足の本数は、EA生成後もパラメータとして調整可能。
パラメータ名:ExitBars

 

b)一定時間経過で決済(秒単位)
エントリーした時刻から一定の時間経過で、自動的にポジションを決済。
ポジション決済の秒数は、EA生成後もパラメータとして調整可能。
パラメータ名:ExitSeconds

 

 

P一本のローソク足でのエントリー回数制限
一度エントリーしたローソク足では、続けてエントリーをすることがなくなります。
この機能は、同一ポジション内の売買条件によるエントリーにのみ有効。
エントリーしたポジションと別のポジションのエントリーは制限されません。

 

ここで言う「同一ポジション」というのは、複数ポジションを持たせることが
できるように「ポジションを追加」ボタンをクリックした時に追加される
「ポジション2」、「ポジション3」を指しているようです。

 

ローソク足の終値で判断する設定にしている場合には、関係無い機能です。
(元々、終値での判断であれば、判断はローソク足1本で1回)

 

 

Q両建て防止
複数のポジションを設定している場合でも、両建てとなるポジションを
持たないようにする機能。

 

 

Rピラミッディング
ポジションを持った後、そのポジションが設定pipsの含み益となった場合に、
ポジションを積み増していく機能です。

 

a)ピラミッディング回数
 ポジションを積み増す回数。
 5と設定すると、最大で6つのポジションを持つ

 

b)エントリー間隔
 何pipsだけ含み益が増すとポジションを持つかを設定

 

c)ロット倍率
 ポジションを追加するときに、設定した値で乗算した大きさのロットとする機能です。

 

 ロット倍率が2の場合、最初が千通貨であれば、
 1千→2千→4千・・・と新たに建てるポジションが大きくなる。
 1より小さいロット倍率とすることも可能なので、ロット倍率0.5と設定すると、
 最初が1万通貨であれば、
 1万→5千・・・となります。

 

 最小取引量以下の値となった場合にどういう処理がされるのかを確認して、
 補足として追記する予定です。

 

d)利食い 合計+ pips
ピラミッディングしたポジションを一括で利食いする利幅を設定する。

 

e)損切り 合計- pips
ピラミッディングしたポジションを一括で損切りする損切幅を設定する。

 

Sナンピン
ポジションを持った後、そのポジションが設定pipsの含み損となった場合に、
ポジションを積み増していく機能です。

 

a)ナンピン回数
 ポジションを積み増す回数。
 5と設定すると、最大で6つのポジションを持つ
b)エントリー間隔
 何pipsだけ含み益が増すとポジションを持つかを設定
c)ロット倍率
 ポジションを追加するときに、設定した値で乗算した大きさのロットとする機能。
 ロット倍率が2の場合、最初が千通貨であれば、
 1千→2千→4千・・・と新たに建てるポジションが大きくなる。
 1より小さいロット倍率とすることも可能なので、ロット倍率0.5と設定すると、
 最初が1万通貨であれば、
 1万→5千・・・となります。

 

 最小取引量以下の値となった場合にどういう処理がされるのかを確認して、
 補足として追記する予定です。

 

d)利食い 合計+ pips
ナンピンしたポジションを一括で利食いする利幅を設定する。

 

e)損切り 合計- pips
ナンピンしたポジションを一括で損切りする損切幅を設定する。

 

21,22として、最大ポジション数制限、週末取引制限について述べます。

 

・.最大ポジション数制限
文字通り、EAが持つ最大のポジション数を設定します。

 

・週末取引停止
週末に取引をしないようにする機能です。

 

ここで言う「取引」とは、エントリーのみなのか、決済も含めているのか、
確認のうえ、補足で追記します。

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